春の訪れ

前田です😎



は〜るがきーた

は〜るがきーた


ど〜こ〜に〜きた〜♪



皆さんはどういった時に春を感じますか?


空気が暖かくなってきたとき

桜が咲いたとき

はたまた花粉症の症状が出てきたとき


でしょうか。



私はというと、「虫がでてきたとき」なんです。





今からお話しするのは1年前のある春の夜のことです。



レッスンも終わり、帰宅した私は手洗いをしながら夕飯何にしようかなー、なんて考えていました。



そうしているうちに、ふと寝室の雨戸を閉めていなかったことを思い出し、寝室へ向かいました。



雨戸を閉めると何か背後に気配が。。



「ドキッ」と心臓の音がなる。





勇気を出して振り向くんだ、みほ!

このまま知らんぷりはできない!!


自分を奮いたたせ、いざ振り向いた私の視線の先にいたのは・・・






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私は自分の目を疑いました。

信じたくなかった!!



枕の上に、、



カマキリがいるなんて。




暫く動揺しているとこちらの視線に気づいたのか


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振り向くカマキリ。






落ち着け、落ち着くんだ。

この子からしたら私は巨人。


何も怖がることはない。





ん?ちょっと待って。




いや、何でそこにいるん?


どうやって入ったの?


いつからいるの?


何してるの?



次から次へと湧き出る疑問。




しかし、この子から返事はない。


むしろゆらゆら揺れて臨戦態勢に入っているではないか!!




そこで考えました、

外に出てもらう方法を。


まずはビニール袋を用意して、カマキリの前にセット。


後はひたすら入ってくれるのを待つ。



私にできるのはこのぐらい。



いくらでも待つ!!








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成功しました。




ごめんね、あなたとは暮らせない。


とお別れを言い、さようなら。


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なんだかこの子も、さようならって言ってくれてる気がしました。







虫との出会い、そして別れ。




その日の夜は、春がきたな〜とつぶやきました。