卓球の基本フォア打ちはバックスイングしないほうが良い話。

皆さんこんにちは。

SOLA卓球HOUSE小林です。

 

早速自転車のトレーニング成果が出まして、

丸一日レッスンしても体が疲れなくなりました!\(^o^)/

土台となる足腰がしっかりしていることが

とても重要だと痛感しました(^_^;)

 

今後も整体での治療と適度なトレーニングで

体をケアしていきたいと思います。

 

フォア打ちって難しい!

卓球の基本であるフォア打ち。

簡単そうで意外と難しいですよね。

特にジュニアビギナーから初級者教室では

基本のバックハンドに比べて

返球にバラツキが出て、

ラリーが安定しないという方が

多い気がしています。

 

今日は何故基本フォア打ちラリーが

上手く続かないのか?

コースが安定しないのか?

 

フォアハンドが苦手な私が...。

簡単に書いてみようと思います(;^ω^)

 

これは各個人による感覚の差や

伝え方の違いなどもありますので

こういう考えもありますよーって

くらいに捉えて頂けると幸いです☆

 

 

そもそも正解ってなに?

いきなり難しい質問ですね...。

正しいフォア打ちとは一体なんなんでしょうか?

 

なかなか定義するのは

難しそうな話ですよね。

 

個人的に思う大事な要素は...。

①スピードを○○できる。

②コースを○○できる。

③打点(高さ)を○○できる。

④キレイな○回転に回すことができる。

この4点です。(解答は下の方で)

 

ラリーをする際に、

2人のうちどちらか1人が①〜④まで全て

習得していれば、

 

相手の方は②がある程度できれば

ラリーは続くと思っています。

 

このような場合、②側の人は

①③④ができている錯覚に陥りやすいので

本当にできているか?

自分を疑う必要あります。

 

特に④は自分が原因で相手がミスしやすくなっていることがあるので自分のミスじゃないから相手にせいってわけでも無いのです。

 

また、全て習得していない人同士が

ラリーする場合、

お互い習得している要素が多いほど

ラリーが続きやすくなりますが、

最低限②ができないと難しいです。

 

今回はこの大切な4点を邪魔する

要素の1つに

バックスイングがある。

というお話をしたいと思います。

 

まずは①〜④解答

①スピードを調節できる。

②コースを狙うことができる。

③打点(高さ)を一定にできる。

④キレイな上回転に回すことができる。

 

①調節することを意識できていますか?

相手によってスピードを変えることが

できているかどうか。

 

②狙うことを意識できていますか?

相手の返しやすいポイント狙えているかどうか。

 

③打点を意識できていますか?

ボールを捉える場所を理解して揃えることができているかどうか。

(リズムがとれているか)

 

④回転方向、量は正しいですか?

回転が極端に大きい、小さい

または横回転がかかってしまっていないかどうか。

 

 

バックスイングとは?

バックスイングというのは

打つ前にラケットを後ろに引く動作です。

ボールと打ち返す競技なので

当然後ろに引かないといけないのですが、

この【後ろ】というのが、

こんな感じでテニスのように体の後ろまで

引いてしまう方が多いです。
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っていうのは少し大げさですが、

バックスイングを取りすぎている方が

非常に多いです。

 

バックスイングはいらない。

バックスイングを大きくとることによって

①スピードが調節しにくくなる。

②コースを狙いにくくなる。

③打点(高さ)を一定にしにくくなる。

④上回転以外の変な回転がかかる。

 

という事が起きる要因になる可能性が

ありますので、個人的には

基本フォア打ちラリーでは、

バックスイングはほぼいらない。

というのが、個人的結論です。

 

ではどれくらいのバックスイングにしたらいいのか?

写真を見てみましょう。


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これが私のフォア打ちです。

ボールを打つ直前の様子で、

バックスイングをとった後の形です。

 

自分の胸より後ろには

ラケットは引かないようにしています。

 

ボールの通り道にラケットを置いて

壁を作って前で通せんぼするイメージです。

 

ミ○→‖ ヽ(๑˙❥˙๑)

 

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ボールがネットを越えた段階で

ラケットの設置が終わっているように

しましょう。

ラケットの真ん中にできるだけ当たるように

道を予想して設置します。

 

ミ○→‖

 

         ○ ‖ 

  (ボールが当たる直前で振り出す。)

 

○‖←  ‖

(※実際は若干斜め上に打ちます。)

 

こうすることで

 

スピード 

コース

打点

回転

をコントロールやすくなります!

 

※良くないのは

 

ミ○→‖

 

ミ○←←←←‖

バックスイングを取りすぎて

ボールとラケットの間が増えて

打つべきポイントを外してしまい、

コントロールできなくなってしまう事です

ので注意して下さい(^_^;)

 


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こちらの写真は

ボールの通り道にラケットを置けていない

状態です。

こうなると変に横回転をかけてしまったり、

コースを狙いにくくなってしまいます。

 

以上の事からバックスイングは

ほぼいらないと考えています!

基本フォア打ちが安定しない方は

是非意識してみて下さい。

 

体で意識している点

これは人それぞれだと思いますが、

フォア打ちが安定しない人のほとんどが


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肩周りを動かしている印象がありますので

前腕(肘から先)と足腰を意識できると

良いと思います。

 


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ちなみに私がフォア打ちしているときに

意識しているポイントです。

 

①左足を軽く踏んで左膝が内側に入る。

②右膝を軽く踏む。

③上記で上半身が回る+前腕で押す。

 

 

このような感じやっています。

これはコーチそれぞれ違うと思うので

何を意識してやっているか聞いてみて下さい(^^)♪

 

おわりに

今回は基本のフォア打ちを例にお話をしましたが、得意不得意は人それぞれ違いますので、気になる事はなんでも遠慮なく聞いて下さい!

聞いても聞かなくても料金は変わりませんので聞いたほうが断然お得です!

皆さんの練習に少しでお役に立てるように

頑張りますので、今後とも宜しくお願い致します。

 

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。

 

SOLA卓球HOUSE

小林護